住むところが決まったら、電気・ガス・水道などの契約が必要です。最近はWEBで済ますことが出来る会社も増えてきているので、英語での電話に自信がない人には朗報でしょう。
電気・ガス・上下水道・ゴミの収集業者
日本と同じような感覚で理解できると思いますが、米国独自の点としては、ゴミの収集業者に対しても、毎月のゴミ使用料を支払う必要があります。こ れらの会社は一つの会社で複数の担当をしている場合も珍しくありません。サンディエゴの場合は電気会社とガス会社が一緒になっています(San Diego Gas & Electric)。 たいていはアパート契約時に、どこの会社に連絡すれば良いか教えてもらえます。各会社のWEBサイトで手続き方法をまず確認してみましょう。米国での使用 実績やSSNの記録がないと、契約時にIDを持って受付窓口まで赴く必要がある会社もありますし、はじめにDeposit(敷金のような前払い金)を支払 う必要がある会社もあります。Depositは通常のケースであれば始めの数ヶ月の支払いにそのまま充てるケースがほとんどですが、もし、Deposit 保管のうえ、毎月の支払いを別に行う必要がある場合は、解約時にお金が返ってくるよう気をつけましょう。日本への帰国時に解約するケースなどでは、そのま ま手続きが途切れてしまって、depositが返ってこないまま泣き寝入りするケースも少なくないようです。
電話の開設
地元の電話会社にまずアパートの回線使用開始の連絡を電話で入れます。米国では市内電話、中距離電話、長距離電話、国際電話など、距離に応じて会 社を組み合わせることも出来るのですが、その分、基本料金の仕組みなどがやや複雑です。一つの会社でまとめてもらっていいやと思っていても、開設依頼の電 話の際、各サービスのどれを選択するか、どれを受け入れることに了承したかなど、いちいちサービス内容を説明されて、確認を求められながら進むので、非常 に面倒です。たいてい、この電話で30分から1時間かかるようです。サンディエゴであればSBCが地元電話の基本になりますが、ここは日本語での応対サービス(1-800-573-7573)も受け付けてくれます。
なお、アメリカでは一般電話にかかってくる勧誘電話が非常に多いです。私も電話を開設した翌日から毎日2件ぐらいのペースでかかってきました。 (最初は何を言われてるのか全然わからなかったのでえらくたじろいだ) 現在の多くの電話は留守電機能がついてますので、留守電に一度入れてもらって相手 を確認してから出るという人も多いようです。また電話加入時にCaller IDサービスという発信者の電話番号がディスプレイに表示されるサービスを使うか聞かれますので有料ですが、こうしたサービスを用いるのも良いでしょう。 ただ、Caller IDは同一市内や同一州からかかってきた電話しかわからず他はOut of Areaとしか表示されませんので、日本との国際電話や他州との電話をよくする人には向かないかもしれません。 また、最近 Do-Not-Call リスト というセールス電話拒否の申請をWEBから出来るようになりました。セールス電話はいたちごっこのようなことろがありますので、いつまで効果があるかはわかりませんが、とりあえず最近登録した私の電話にはいまのところ有効なようです。
携帯電話
携帯電話はかなり普及していますが、日本の方が普及率は高いようです。アメリカでは高校生以下でもっている人はあまりいないようですし、大学生で も米国外からの留学生などは持っていないケースも多いようです。ただし、携帯電話は事件に巻き込まれそうな時や、困ったときの通報手段にも使えますので、 治安なども面からも持っていて損は無いでしょう。(ちなみにアメリカでの緊急電話番号は、警察、消防、救急全て"911"です。)
日本のような無茶な契約者獲得サービスはあまり見られませんので、たいていの端末機の値段は安くても$60程度、機能の多いものだと$200近く します。よく見る携帯電話会社は"AT&T","Verizon","Sprint","T-mobile"などです。たいていは初回契約時に数 100ドル程度のDepositをとられますが、Deposit分を使い切るまでは毎月の支払いは不要というケースも多いようです。またプリベイドカード 式の携帯電話も日本より普及しています。こちらの方が頭金は少なくてすみます。
有線TV放送
米国では多くの家庭はケーブルTV会社と契約しています。アンテナでの受信状態は都市部以外ではあまり保証されていないし、チャンネル数も少ない ためだと思われます。といっても、必ずケーブルTV会社と契約しないと全くTVが見れないというわけではありません。地上波のチャンネルも日本と同じくら いの数はありますので、受信状態が良ければ最低限のチャンネルは映ります。CNNやMTVは地上波では見られませんが、アカデミー賞の授賞式やスーパーボールなど全米規模の大きなイベントは地上波でも放送されます。あまりテレビは使わないので毎日のニュースが見れれば十分という人なら契約は不要でしょう。
ケーブルTVに加入すると基本セットでも50局以上のチャンネルが見られるようになります。街で売っているTVガイドや、新聞のTV欄はこの局を基準にしています。日本のWOWWOWのような映画ばかりを流している有名チャンネルとしてHBOが ありますが、これはケーブル会社によっては、基本セットでは見られず、プラスの契約が必要なケースもあります。ただし、アパートに入居している方の場合 は、アパートの建物内の配線の状況によっては、自分で契約しなくても、このケーブルサービスが映ってしまう場合があるようです。ケーブル会社との契約をす る前に、まずTVをアパートのアンテナにつないでみて、どのくらいの局が見れるか確認してみましょう。
インターネット
高速インターネットの普及率は現在では日本は米国を追い越してしまいました。アメリカではいまでもダイヤルアップなどのナローバンドを使っている 家庭も多いようです。これは近距離の電話代が非常に安いので、時間課金をあまり気にしなくて良いことが原因の一つでしょう。とはいえブロードバンドの普及 率も上がっては来ています。DSLのほか、各家庭のケーブルTV会社と提携したケーブルモデムを使うケースも多いです。ただし値段は日本より割高感がある かもしれません。DSLで月$30程度〜、CATVで月$50程度〜といったところでしょうか。毎日メールのチェックと日本のニュースをインターネットで 見るくらいはするけど、ブロードバンドは必要ないという人なら電話会社のダイヤルアップの契約だけでも良いかも知れません。
なお、日本から一時的に、こちらに生活しに来た人の中には、出費を抑えたいのと、日本でのプライベートのメールアドレスを変更したくないことか ら、日本のインターネットプロバイダとの契約をそのままにして、滞米中は日本のプロバイダの国際ローミングサービスを使ってインターネットを使うという人 もいるようですが、個人的にはこれはあまりお勧め出来ない気がします。多くのプロバイダでは国際ローミングサービスは分刻みの使用時間に応じた手数料をと るため、出費倹約の意味では米国での基本料金を払わなくても、ローミング手数料の方が高額になってしまうことが多いからです。米国での会社や大学でもイン ターネットを使えるので、自宅では一週間に一回メールチェックするだけといった使い方であれば問題ありませんが、そうでなければ、米国でのインターネット サービスと契約した方が、結果的には安くあがると思います。




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