日本に比べ治安の悪い国といわれるアメリカ(というか日本以上に治安の良い国なんてない)ですが、確かに犯罪の発生率は高いです。(2004年で
刑務所に入っている人の確率が日本は4000人に一人なのに対し、アメリカは140人に一人) また銃を持てる国ですので、犯罪に巻き込まれたときのダ
メージも日本より高いことになります。といっても最近ではだいぶアメリカの治安も良くなりつつあります。日常生活においてそれほど怯えることはありませ
ん。よく言われるのが、日本人は平和ボケしている分、危険に鈍感で危なっかしいことを無意識でしてしまっているということです。無意味に怖がらす、最低限
の危機意識を常に備えて生活を楽しむということが大事でしょう。
治安の良い場所と悪い場所
残念ながらアメリカでは通りをへだてて、こちら側はかなり安全、あちら側はかなり犯罪に巻き込まれる可能性が高いといったことがあります。サン ディエゴは全米でもかなり治安が良いほうの都市だと思うのですが、それでも南側や東側のメキシコ人の多く住む街の一部ではちょっと怖い通りもあります。こ れらの判断ですが、慣れない人は地元に知り合いがいる場合はまず聞いておくと良いと思います。ちょっと慣れてくると、知らない通りでも危なそうな場所、そ うでない場所はだいぶ鼻が利くようになってきます。ここでは一般的にいえることを述べておきます。
・昼はビジネス街でも夜になると真っ暗になり浮浪者がたむろっている
こうしたところは、昼間人通りが
多いときはあまり問題ありませんが、暗くなったら近づかない方が賢明でしょう。一般に夜のダウンタウンはレストランなどお店が並ぶところの方が安全で、オ
フィス街の方があぶなかったりします。基本は暗いところ、人通りの少ないところはなるべく避けるということです。
・家の窓やお店の玄関が厳重な格子でカバーされている通りはたいてい危険(特に夜)
静かな住宅街に見えるところでも、通りから見える家やお店のガラスが全て鉄格子で覆われているというのは、もめごとの多い町にありがちです。知らない街では窓ガラスの覆われ方をチェックしてみましょう。
・昼でもぼろぼろの壁のビルが目立ち、職のないような若者やホームレス、目の焦点が合ってないお方がそこらでぶらぶらたむろしてる
ここまでくるともう素人でもすぐわかりますね。言うまでも無いでしょう。西海岸ではここまで怖い街は最近はそうはありませんが、LAのリトルトーキョーか
ら韓国人街をちょっと南に行ったあたりは、昼間でも絶対歩いては通りたくないようなブロックが残念ながらまだあります。
・東海岸側の街の方が白人と黒人の住み分けが激しい
これは覚えておいた方が良いと思います。残念なが
ら黒人やメキシコ人ばかりが固まって住んでいる街というのは、生活水準が低い分、荒れているところが多くあります。これは差別意識云々でなく現状の事実で
す。またもう一つ日本人が気をつけるべきこと。こうした街ではアジア人は必要以上に目立っているということです。あなたがいくら黒人に親近感を持っていよ
うが、偏見がないと思っていようが、黒人中心の町ではあなたはその肌の色から容赦なくよそ者として目立ってしまっているんです。その分危険に巻きこまれる
確率も高いということです。西海岸の方がアジア人の比率が高く、また多くの街では人種による住み分けがさほど極端でない分、こうした意識は持たずにすむと
思いますが。
トラブルを出来るだけ避けるために
通常の生活では、きちんとした危機管理さえ心掛けていれば、治安の心配はさほどすることはありません。ただアメリカ人は幼い頃からその環境の中で 自然に身についていることが、危機意識の弱い日本人には出来ていなくトラブルに巻き込まれるということが度々あるようです。日本でも、たとえ前後に全く車 が見えないからといって、高速道路を徒歩で渡るばか者はいませんよね。アメリカでの普段の生活も同じような常識を持っていれば、トラブルにあう確率も低く なるということです。ここでは、よく言われる注意点を挙げておきます。
・車内の見えることに荷物を置いたまま、車を離れない。必ずトランクを使う
これはよく聞く話です。ア
メリカでは車向けの後付のカーナビやDVD再生機はあまり売れないそうです。理由は車に高価で取り外しの簡単に利くものを置きっぱなしに皆したがらないか
ら。まあ、実際のところはちょっと荷物を置きっぱなしておいても大丈夫な時もあるわけですが、この結果、車の窓を割られて中のものを盗まれても誰も同情し
てくれません。警察や保険会社にも、「なんで置きっぱなしにしておくの」と怒られるだけです。
・駐車場では他の車から離れたところ、街灯などの明かりのとどかないところは避ける
これも車上荒しを避けるためのポイントです。
・夜は暗いところに入らない
これは自然に出来ることだと思いますが、アメリカは日本と比べどこでも夜は暗めなので、ちょっと判断が難しいかも知れません。まあ慣れてくるほど判断できるようになるので、慣れないうちはわからないところに近寄らないというのも一つの方法ではあるかもしれません。
・夜間や人通りの少ないところを一人で歩いている時
しかたなくこのような状況になったときは携帯電話
を持っておくというのは一つの防護手段になります(日本でも女性が夜道を歩くときに使う手のようですね)。また誰かに何か話しかけられても、怪しそうな相
手の場合は英語が出来ないふりをひたすら続けるという手もあるようです。
・万一物盗りに遭遇したときのために
相手は銃を持ってるかも知れませんので逆らってはいけません。取
り出しやすいところに常に$50ぐらいの金を入れておいて、すぐに差し出せるようにするというのは良く聞く話です。またそのお金も自分の手をポケットに
突っ込んだりせず(銃や凶器をを出してると誤解される)、相手に取らせるようにするほうが良いでしょう。




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