デトロイト・ピストンズ vs LAレイカーズ。
本日よりNBAのファイナルが始まっている。7回戦で1,2,6,7戦がLA、3-5戦がDetroitでの試合となる。
たまたま滞米している期間に地元(サンディエゴにはNBAチームは無い)に近いLAで開催されているとかなり観に行きたくなってしまうのだが、バスケは特に詳しいわけでもないので見送り。とりあえず本日はTV観戦。
レイカーズのホームグランドは昨日プリンスのコンサートをやっていたステイプルズ・センターだが、ハリウッド近くのせいか、年間チャンピオンを決めるイベントへの興味か観客席にはそうそうたる映画俳優の姿が目立つ。ジャック・ニコルソン、ジャッキー・チェン、メグ・ライアン、シルベスター・スタローン、はては知事のシュワルツネッガーの姿まで。
試合開始前に昨日亡くなったレーガン元大統領を偲び、国歌斉唱の前に黙祷が行われる。(レーガンとNBAに特に深い結びつきは無いようだが、元国家元首というのはそれだけアメリカでは意味が重いんだろう。それだけ重い職務にいつまでもブッシュが居座ってすまされるこの国のバランス感覚は理解に苦しむが)
レイカーズといえば、コービー・ブライアントだが、裁判で被告人の立場のままながら、プレーオフでも活躍中である。おそらく本人の周りも相当騒がしいのだろうが、その中で実力を発揮し続けるなど、とにかくバスケの実力だけはものすごいことは間違いない。
で、試合の方であるが、序盤はほぼ均衡した点数展開ながら、ピストンズが常に2,3点の優位を維持している。素人目ながら、今日の展開はピストンズの方が攻撃がスマートと感じた。やや力技のレイカーズに対して、速攻を含め、きれいに点を取っている感じ。
その感覚は正しかったのか、終盤に近づくにつれ、点差が大きくなる。結局そのままピストンズの勝利。しかし今日はLA開催のためか、終わっても盛り上がりほとんどなし。観客は皆がっくりと席を後にしている。いや地元意識が定着しています。
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