昨日はMardi Gras(マルディグラ)。これはフランス語でキリスト教の謝肉祭(カーニバル)最後の日「ざんげの火曜日」を指す。別名"Fat Tuesday"。ブラジルのリオのカーニバルがこの日まで続くことは世界的に有名だが、米国でカーニバルといえば、ニューオーリンズのマルディグラのパレードが有名らしい。しかしながら、近年はここサンディエゴでも、マルディグラの日にダウンタウンのガスランプ・クォーターでのパレードが催されるのが地元の風物詩になり始めている。というわけで仕事上がりに行ってきた。
サンディエゴ一の飲食店街であるガスランプ・クォーターだが、この日は周辺一体が敷居で囲まれチケットを買わないと区画内に入場できなくなる。もちろん
車は締め出し。しかしながら中に入場すると、普段は禁止されている街頭でのアルコール販売がOK。お祭りの間は飲み歩きもOKになるのだ。(カリフォルニ
アはじめ、アメリカの多くの州では公共の場での飲酒は禁じられている。この日も外で飲み歩けるのはあくまで敷居内の区画だけ)街角には特設の音楽ステージ
が設けられてたり、街頭芸人のパフォーマンスが見れたりする。平日ながらすっかりお祭り気分だ。
午後8時からはパレードが5thストリートを通り抜ける。カーニバルの時には大きなビーズの首飾りがあちこちで売られ皆首から下げてたりするのだが、この
パレードでは山車の上から、この首飾りが周りの観客に向かってほうり投げられる。皆で首飾りの奪い合い状態になるわけだ。
山車はガスランプ・クオーター内の各お店が出していたり、ビール会社とかが出してたりするんだが、リオのカーニバル並みの過激な踊り子さんの山車なんか
もなかにはあったりする。規模はリオやニューオーリンズよりは小さいものの、中の盛り上がりはなかなか。人ごみもすごく整理にあたる警官も普段よりは多い
のだが、1時間弱でパレードが終わると、物足りない観客達が勝手にパフォーマンスを始めたりするのがまた楽しい。中にはGirls Gone
Wildな女の娘達(意味がわかる人だけわかってください)も出てきて、サンディエゴの街中でここまではめはずしている様子は始めて見たぞ。(すっかりオ
ヤジ) 通り沿いの高いホテルなんかに泊まってる人はこのパレードの様子を上の部屋の窓から見てたりして、すごいうらやましいのだが、パレードが終わる
と、建物の上から顔をのぞかせている女性がいるたびに、下の通りの群集たちは「脱げー!脱げー!」の大合唱で、いやもうはちゃめちゃです。
いやーほんとにアメリカ人、バカでした。
# 今朝の体重 69.6kg。
Comments