2004年3月21日(日)
アメリカの「ロックの殿堂」2004年の殿堂入りのメンバーが決まった。実際のセレモニーは15日にNYで行われたらしいのだが、今日はそのセレモニーの様子が、VH1チャンネルで放送されたのだ。
ちなみにアメリカのTV,ラジオは実に多チャンネルであるにも関わらず、実際の経営は皆4大ネットワークが牛耳っているらしく、このため、あるチャンネルの番組のCMが他のチャンネルでたくさん流れてたりする。
今回の「Hall of Fame」の特番もVH1の中では力の入ったものらしく、多くのTV、ラジオでここ2週間ほど予告編を目に耳にしていたので、楽しみにしていたのだ。
今年の受賞者はパフォーマーでは、Prince, Jackson Brown, The Dells, George Harrison, Bob Seger, Traffic, ZZ topの面々。詳しくはオフィシャルサイトを参照。George Harrisonは当然Beatlesでも88年に受賞しているので2回目の殿堂入りということになる。
ちなみに、Rock'n' Roll Hall of
Fameはパフォーマーの場合、デビューから25年後に殿堂入り資格が始めて与えられるというもの。Princeなどは79年デビューなので、資格獲得
後、すぐの殿堂入りなのだ。来年からはいよいよ80年代デビュー組にも資格が得られることになる。
殿堂入りメンバーはライブパフォーマンスも披露するのだが、これがまた秀逸。特にオープニングをかざったプリンスって「こんなにかっこ良かったっけ?」って感じ。先のグラミー賞でのパフォーマンスも含め、最近の彼はTVでのパフォーマンスも良く見かける。
形式としては、ブラスセクションをバックに従え、ジャズ&フュージョンっぽいアレンジも交えながら、ダンサンブルなアレンジで曲を演奏する。以前のような偏執感や先鋭的すぎるきらいがなくなり、気負いの無い演奏で音楽を楽しんでいる感じに見える。
もともとはさほど好きなアーティストではなかったのだが、ちょっとライブも観に行きたくなってしまった。
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