三十路過ぎのロック談義 -My favorite albums -

ネットで見れるAlicia KeysのPerformance映像

　先日のグラミーでも光ってたAlicia Keys。最近Session@AOLなどのアーカイブが充実してきているので、メモ代わりに彼女のパフォーマンス映像の紹介リンク集を作ってみました。
(再生にはWindows Media Player, RealPlayerなどが必要になります。またIE6(Win)以外のブラウザには対応していない場合があります。)

Session@AOL
・How Come You Don't Call Me? - Fallin' (Live from Clive Davis Pre-Grammy Party)
・A Special Lady - You Don't Know My Name (Live from Clive Davis Pre-Grammy Party)
・Betcha By Goly Wow (Live from Clive Davis Pre-Grammy Party)
・Lady Marmalade (Live from Clive Davis Pre-Grammy Party)
・People Make The World Go Around (Live from Clive Davis Pre-Grammy Party)
・Shining Star (Live from Clive Davis Pre-Grammy Party)
・(You Make Me Feel Like) A Natural Woman - I Don't Think You Are Ready for (Live from Clive Davis Pre-Grammy Party)
・A Special Lady - You Don't Know My Name (Concert Live)
・If I Ain't Got You (Concert Live)
・How Come You Don't Call Me? - A Woman's Worth - Fallin' (Studio Live)
・A Special Lady - You Don't Know My Name (Studio Live)

MTV.com
・You Don't Know My Name (TV Live)
・Fallin'(Live)
・Georgia On My Mind (Grammy Performance with Jammie Fox)(部分映像)
・Higher Grond (VMA Live with Stevie Wonder & Lenny Kravitz)(部分映像)
・その他インタビュー映像など多数

VH1.com
VH1 Videos　PV映像の他、インタビュー映像や、"A Woman's Worth"の弾き語り映像など

・全プロモーション・ビデオ(PV)のフル映像
(Yahoo! Music)

その他なんでもいいからとにかくAlcia Keysの映像が見たい方はこちらなども参考に。

47th Grammy Award : 今年のパフォーマンスは超保存版！

2005年2月13日（日）

　今夜、アメリカ、LAで第４７回グラミー賞の授賞式が行われた。主要３賞はSong of the yearにJohn Mayerの"Daughters"、Record of the YearにRay Charles & Norah Jonesの"Here We Go Again"、Album of the Yearに故Ray Charlesの遺作「Genius Loves Company」がそれぞれ選ばれた。その他各受賞詳細はこちらの公式サイトで。

　Rayがレコード、アルバムの主要２部門はまあグラミーとはいえ、ちょっと偏ったなという印象。アルバムはともかくRecord of the Yearはバカ売れしたUsherあたりかなと予想してたのだが・・・

　個人的には各賞そのものには特に思い入れはないのでまあいいのだが、今年は授賞式で披露された各パフォーマンスがものすごかった。アメリカではCBSネットワークが中継していたのだが、ここ何年かでもピカイチの永久保存物！ということで以下にセットリストとTVで観てのライブレポートを。

(各曲のタイトルとクリックするとWalmart Music Downloadの提供する視聴サイトに飛びます)
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Let's Get It Started / Black Eyed Peas
Rich Girl / Gwen Stefani
Heaven / Los Lonely Boys
This Love / Maroon 5
Take Me Out / Franz Ferdinand
　冒頭からいきなりナレーション抜きでLet's Get It Startedである。ここ１年のヒット曲から勢いのある５組がメドレー形式で登場。約１５分のパフォーマンスは、時々各曲がミックスしたりして、最後は同じビートのうえで、各ヴォーカルがそれぞれの旋律を重ねて見せるなど、音楽ショーらしい幕開けで盛り上がる。個人的には社会人になってからだんだん流行の曲に疎くなってたんだけど、この１年はアメリカに滞在していたおかげで、今日のノミネート曲やパフォーマンスはほとんど耳になじんでいたのも良かった。

I Ain't Got You / Alicia Keys
Georgia On My Mind / Jamie Foxx & Alicia Keys
　最近のイベントでは見ないことはないというぐらいあちこちで引っ張りだこのアリシア・キーズのパフォーマンスだが、この日も名唱を聞かせてくれる。ソロの後は映画「Ray」でRay Charlesの役を見事に演じたジェイミー・フォックスとRayの名曲をカバーする。バックのオーケストラを指揮するのはレイの顔が映ったTシャツを着たクインシー・ジョーンズという豪華さ。これだけでもDVD化激しく希望。

Sometimes You Can't Make It On Your Own / U2
　新作からヨーロッパでの最新シングルカット曲を演奏。もはや貫禄の演奏。なお、U2は今年は"Vertigo"でBest Rock Group Performanceを受賞したが、その挨拶では、月末から（ここサンディエゴを皮切りに！）始まるワールド・ツアーの先行前売りでトラブルがあったこと（アメリカ・ヨーロッパではかなり話題になっている）に対してメンバー自らお詫びも述べていた。

(曲目未確認) / Marc Anthony & Jennifer Lopez
　ジェニファー・ロペスと現在の旦那、マーク・アンソニーが公の場で初めて行うデュエットということで事前からニュースになっていたもの。ステージの中央にはキング・サイズのベッドが用意され、ラブラブで見つめあって歌うジェニロペとアンソニー。個人的にはどうでもよい。

Free Bird > (カントリー・曲目未確認) > Ramblin' Man > Sweet Home Alabama / Lynyard Skynard, Gretchen Wilson, Tim McGraw, Keith Urban, Dickey Betts & Elvin Bishop
　これはすごい！サザンロックとカントリーの大共演！なにせレイナード・スキナードにAllman Brothers BandのDickey Bettsと、元Paul Betterfield BandのElvin Bishopがギターで絡むんですぜ。往年のサザンロック・ファンにはたまらない組合せ。DVD化希望。というより、この面子でドサまわりしてくれ！

American Idiot / Green Day
　今最も勢いのあるバンドの一つ、グリーン・デイのLIVEパフォーマンス。このバンドはまだ生で観た事はないんだが、今日の演奏は圧巻の迫力だった。相当やるなって感じ。ちょっとライブに行きたくなってしまった。演出も消防法の厳しい日本ではとうてい不可の派手なファイアー・アクションで見せていた。最も表題でわかるとおり新作はかなり痛烈に今のアメリカ社会を皮肉ったものなので、会場では演奏後のスタンディング・オベーションで席を立たない人も結構いた模様。またTV中継では歌詞の不適切な部分(fxxk)はちゃんとボーカルだけ消す処理をしてました ^^;)。

Gospel & Rap Medley / John Legend, Mavin Staples, Kanye West & Blind Boys of Alabama
　Rap界で今最もノッテル新人Kanye Westと、このほどメジャー・デビューしたばかりのソウル・シンガーJohn Legendが組んでのパフォーマンス。ゴスペルへの敬愛をこめながら今時のRapをアレンジしたKanyeの本領発揮といった感じの好ステージ。

Cry Baby > Piece of My Heart / Joss Stone & Melissa Etheridge
　今年Lifetime Awardを受賞した故Janis Joplinを記念したトリビュート・メドレー。ジャニス・ジョｯプリンを今歌うならまさに彼女というJoss Stoneが"Cry Baby"をカバーし、Melissa Etheridgeも絡んで"Piece of My Heart"へと続く。メリッサは確か癌のためツアーを中止し療養していたというニュースを聞いていたので、この登場のアナウンスにはおやっと思ったが、順調に回復している模様でこの日が久しぶりのステージだった模様。ただ抗がん剤の影響か、頭をそりあげたままの格好での絶唱は、会場の感動を呼んでいた。

Live Like You Were Dying / Tim McGraw
　カントリー界で今乗ってるTim McGrawのパフォーマンス。最近ではRap界のNellyとのジャンルを超えた共演などが話題だが、この日はスタンダードなカントリー・ソングを披露。

Daughters / John Mayer
　アコースティック・ギターで録音されたバラードだが、この日はストラトのエレキ・ギターをほとんどアンプ直結の形で演奏。ややがさつながらもアンプラグドな雰囲気を残したアレンジが光っていた。個人的にはこの人の声は好きではないんだが、ギターの演奏は絶品。

Across The Universe (the cover of the Beatles) / TSUNAMI Relief All-Stars
　インド洋津波の復興支援チャリティとして、早くからニュースでも報道されていた今年の目玉。豪華なアーティストの共演がこの日、実現した。演奏はVelvet Revolver（元Guns'n' RosesとStone Temple Pilotsの混成バンド）がバックを努める。イントロのSlashのギターに続き、ボーカルととったのは、順に、Bono(U2) -> Stevie Wonder -> Norah Jones -> Bryan Wilson(Beach Boys) -> Alicia Keys -> Scott Weiland (Velvet Revolver) -> Billie Joe (Green Day) -> Tim McGraw -> Steven Tayler (Aerosmith) という豪華陣。なおこの演奏はiTunes Music storeでダウンロード可能になる模様。今ならCBSのサイトで映像も見れます。

Caught Up / Usher
Sex Machine / James Brown & Usher
　去年もっとも売れたアーティストといってもいいUsherの登場。ダンスも華麗に決めるがこれに対して、大御所J.B.がバックから現れ、Usherと新旧のビッグネームがダンス＆歌の共演となる。

(the cover of Ray Charles) /  Bonnie Raitt and Billy Preston
　毎年、授賞式ではこの１年に亡くなった音楽界の要人を偲ぶが、その最後でレイ・チャールズを偲び、ボニー・レイットによるカバーが演奏。これで今年のグラミー賞のパフォーマンスは締めくくられた。

というわけで、どれも全てが、今年の見所といっても良かったパフォーマンス。是非完全収録でDVD化して欲しい内容です。個人的には冒頭のヒットメドレー、Alicia Keys、往年のサザンロック・メドレー、ジャニス・ジョｯプリンのトリビュートあたりがまたみたいです。

今月の5曲（2005年2月）

*「30秒サンプル」の視聴にはWindows Media Playerが必要です。また「PV視聴」にはYahoo ID(登録無料)が必要になるものがあります。

・Ordinary People / John Legend
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　ソウル・ミュージックの新星、John Legendのメジャー・デビュー・アルバム「Get Lifted」からのシングル・カット。若手ながらこれまでにも作曲家として、Alicia KeysやJanet Jacksonに曲を提供していた実力派。アメリカでは今月からAlicia Keysと共にツアーを廻っており、今後大きくブレイクするかも。

・Rich Girl / Gwen Stefani
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　ソロアルバム「Love, Angel, Music, Baby」からの2ndシングル・カット。飛び切りポップではじけてる感じは相変わらず。アメリカではiTunesとペプシのタイアップ・キャンペーンのCMでも使われている。日本人受けするサウンドでもあるかと。

・I Just Wanna Live / Good Charlotte
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　パンク・ロックのカテゴリに入るんだろうか。ファルセットのコーラスとストリングスを効果的に使った80年代的音作り。ちょっと最近流行のサウンドになりつつあるか。個人的には特別好きな音じゃないんだが、最近TV,ラジオでやたら耳についてしまっているのでご紹介。

・Karma / Alicia Keys
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　「The Dairy of Alicia Keys」からの3rdシングルカット。これまで彼女の曲は何度も取り上げているので、もういいかなとも思ったんだけどネタ切れなのでご勘弁。これまでのシングルカットのようなバラード調ではなく、へビィなストリングスのリフレインは印象的なナンバー。米国では先日のスーパーボウルでも、オープニングで"America the Beautiful"を故Ray charlesのビデオに合わせて歌うなど、話題を集めている。

・Since U Been Gone / Kelly Clarkson
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　アメリカのTVオーディション番組「American Idol」出身の彼女のアルバム「Breakaway」からの2ndシングルカット。先に紹介した歌い上げるバラードの1stシングルとうってかわり、こちらは激しいロック調。米国ではTV、ラジオでヘビーローテーション中。

今月の5曲（2004年10月）

*「30秒サンプル」の視聴にはWindows Media Playerが必要です。また「PV視聴」にはYahoo ID(登録無料)が必要になるものがあります。

・American Idiot / Green Day
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　現代のパンクバンド、Green Dayの同名アルバムからの先行シングル。大統領選の前のこの時期の発表でこのタイトルというのがなかなか。もともと優れたメロディ・センスと演奏力を持っているので、パンクという一言でくくってしまうのは惜しい。アルバムは、全体に統一されたコンセプト・アルバムになっている模様。

・My Boo / Usher featuring Alicia Keys
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　今まさに旬の男女ブラック・アーティスト、UsherとAlicia Keysが組んだデュエット曲となれば売れないわけ無し。リフレインのコーラスを上手く使った今時のスローバラードに仕上がってます。

・You Had Me / Joss Stone
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　全曲をカバー曲でまとめた前アルバムで、10代デビューながらいきなり貫禄の歌声で世を驚かせたJossが早くも出した2ndアルバム「Mind, Body&Soul」からのシングル・カット。今回は初のオリジナル曲のようだが、1stのインパクトを超えられるか？

・Somebody Told Me / The Killers
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　ニューウェーブ的な雰囲気も醸すイギリスの新人バンド、Killersのメジャー・デビュー・アルバム「Hot Fuss」からのシングルカット。80年代のニューロマ・ブームの感じを残しながらもハードな音作りは幅広い年齢層にアピールできるかも。

・Just Lose It / Eminem
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　白人ラッパーとしてその地位を君臨したEnimemの新作「Encore」から物議をかもしまくっているシングル。PVにてEminem自身がマドンナやマイケル・ジャクソンらの物まねをしているのだが、バカにしまくり。特にマイケルの鼻が落っこちたり、子供達とベッドルームでじゃれたりというところが問題になり、マイケル自身や他のアーティストからも批判されまくっているが、本人はどこ吹く風の様子。アルバムも売れまくっている。

今月の5曲（2004年4月）

　春となり新曲のオンエア率も上がってきた今日この頃、あいかわらず、BeyonceやOutkast、Black Eyed Peasなどブラック勢のニューシングルカットの強さが巷では目立ってますが、ここのランキングはあいかわらず私の偏見で勝手に決めてます。

*「30秒サンプル」の視聴にはWindows Media Playerが必要です。また「PV視聴」にはYahoo ID(登録無料)が必要になるものがあります。

・If I Ain't Got You  / Alicia Keys 
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　「The Diary of Alicia Keys」からの2ndシングル。スタンダードなバラードに仕上がってます。前回取り上げたときも触れたけど、この人とにかく歌が上手いので、こうした王道路線はやはり一味違います。ということで今週は勝手に文句なしの一位をつけちゃいます。

・Musicology / Prince 
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　久しぶりの殿下のニューアルバムからの先行シングル。もともとあまり好きなアーティストではなかったのですが、最近の演奏はかっこよく見えてきました。今年に入ってからはアメリカでのTVでの露出も結構目立っていてLIVEパフォーマンスもあちこちで披露しています。現在各種チャート上昇中というところで、本来は来月紹介分かなとも迷ったのですが、Rock'n'Roll Hall of Fameでの殿堂入り以来、アルバムのタイミングとあっているせいか過去の曲のFMラジオでのオンエア率も最近高いようにおもえます。

・Don't Tell Me / Avril Lavigne 
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　デビュー作で日本でもAvril旋風を巻き起こしたカナダ出身の彼女の２ｎｄアルバムからの先行シングル。今月の番外編で述べてるアイドル代表のカテゴリにも入るルックスと若さですが、本人は自作自演のアーティスト嗜好が強いようでHilary Duffらと同列に語られるのを嫌ってるようですね。逆にそこが正統派アイドルに対する不良アイドルとして認知されてしまっている感も強いですが。

・Burn / Usher 
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　この人の曲でいえば、チャートアクションから言えば、ヘビーなリフの繰り返しが印象的で、既にBillboardで２ヶ月以上１位を維持している "Yeah!"をとりあげるべきなんでしょうが、個人的にHip-Hop系は苦手な曲が多いことと、"Yeah!"に関してはアーティスト側の意向かオンライン販売がされていなかったため、視聴リンクが貼れず、紹介を見送ってました。で、その売れまくってるUsherの、こちらは大衆受けするバラード。幅広く受け入れられやすい曲でしょう。

・The Reason / Hoobastank 
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　最後は毎月ながらさほど私の好みではないのですが、売れてる曲紹介ということで。オーソドックスなバンドスタイルのミディアム・バラードですが、ちょっと個人的にはボーカルがくどいかな。ただ、アメリカのバンドには珍しく東洋系の顔の人がボーカルとってます。

番外編
・Take My Breath Away / Jessica Simpson 
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　"With You"のロングラン・ヒットに続き、本人の希望という、かつて映画「Top Gun」に使われたBerlinのヒット曲のカバーが現在米国では売れてます。彼女の今回のアルバム”In the Skin”はアイドルとしては珍しくロングセールスを続けてますので、今回は最近のアメリカの女性アイドル事情のご紹介。
　今、アメリカを代表する女性アイドル歌手とばいえば、20代半ばから後半の代表がこのJessica Simpson、20代前半の代表がBritney SpearsとChristina Aguilera、ティーンエイジャー代表がHilary DuffとArvil Lavigneといってよいでしょう。 Jessicaは年齢的にきついようにも思えるのですが、現在のアメリカでの人気は実はTV番組と関係があると考えられます。彼女は98 DegreesのNick Lacheyと結婚しているのですが、この二人の新婚生活にカメラが入った番組「Newlyweds」というのが毎週MTVで放映されてます（というか再放送も含めれば多分ほとんど毎日）。まったくどーでもいい番組なんだが、最近のMTVはこういう芸能人の生活みせますとか、有名モデルのお宅訪問とか、そんなのばっかやってます。音楽番組作れっての。「Unplugged Live」復活激しく希望。で、話がそれましたが、その「Newlyweds」で、ちょっと頭の弱いところを全米に披露している彼女が今アメリカでもてはやされているというわけ。この辺のTV事情がわかると音楽チャートの事情もいろいろ見えてきたりします。ちなみに上記アイドルのうち、Britney, Christina, Hilary3人は全てディズニー・チャンネルの「Micky Mouse Club」のティーン・モデル出身だそうです。

今月の5曲（2004年1月）

年末年始は曲の入れ替わり画が少ないのか、今月分は選び出すのに苦労しました・・・。毎月5曲とした理由は、そもそも最近のヒット曲に特別詳しいわけではないことと、毎月出来るだけ、ダブらずに新しい曲を紹介しようと思っていたからなのですが、この調子では近いうちに先月の曲を使いまわすようになるかも知れません。実際、こっちのラジオとかだと結構、ヘビーチューンの曲って息長いんですよね。

*「30秒サンプル」の視聴にはWindows Media Playerが必要です。また「PV視聴」にはYahoo ID(登録無料)が必要になるものがあります。

・Are You Gonna Be My Girl / Jet
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　オーストラリアのガレージバンド。何の目新しさもない３コード・ロックなんですが、かっこいいからいいじゃん、ってことで。アメリカではiPodのCMで使われて、がんがんかかってます。

・The Voice Within / Christina Aguilera 
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　"Beautiful"路線をいく王道バラードですね。前作以上に、これでもかってばかりに歌い上げてますので、人によっては好き嫌いが分かれるかもしてませんが。

・It's My Life / No Doubt
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　すっかり大物バンドの一つになった感のあるNo Doubt の、ベスト盤にも収録されている曲。昔のニューロマンティックっぽいTalk Talkの曲のカバーですが、No Doubtらしいアレンジで上手くまとめてます。ボーカルの女の子はビデオによって、マドンナに見えたり、マリリンモンローに見えたりするんですが、今回のは、ちょっと怖いです。男性は特に身につまされるかも。

・Breathe / Melissa Etheridge  
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　ラジオなどで曲をよく耳にしているうちに認識した曲なんですが、始めのうちはボーカルが男性なんだか女性なんだかわかりませんでした。っていったら失礼？　ミディアムテンポのスケールのある曲です。

・You Don't Know My Name / Alicia Keys 
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　この人はほんとに歌が上手いって感じですね。ただ、曲調がどんどんマニアックに走っていきそうな感じがちょっと心配。ライブなんかでいろんなR&Bスタンダードを歌ったらどうなるのか聞いてみたいです。